匠真の『未知の知』


 

(1)写真記憶と写真記憶術

僕の能力の根幹となっているのは、「写真記憶」です。
但し、世間で言われている「写真記憶術」とは少し違います。

「写真記憶」(フォトグラフィックメモリー)は
先天的に持って生まれた能力で、見たものを忘れません。

そして、どれを覚えてどれを覚えないかという
選択の自由はありません。

言い換えると、
「見たものが忘れられない」= 「Unforgettableアンフォーゲッタブル」
なのです。

これに対し、
世間で「写真記憶術」「カメラアイ」などと言われるものは
後天的に身につけることができます。
そして、自分の意志で
どれを記憶するか、どれを思い出すかを選択できます。


写真記憶も写真記憶術も、一瞬で覚えてそれを出力できるわけですから、
その点に於いて、明確な線引きはありません。

しかし僕の、全部を記憶してしまい忘れられない
「写真記憶:アンフォーゲッタブル」と
記憶したいものを選べ、思い出したいものだけを思い出せる 
「写真記憶術」とでは、
天と地ほどの差があります。

ちなみに、僕の「アンフォーゲッタブル」の能力は
とてもとても辛いものでした。

 

(2)写真記憶能力を持つ有名人

「写真記憶」の能力を持っていたことで有名なのは
ジョン・フォン・ノイマン博士です。
あの天才物理学者アインシュタイン博士に
「世界一の天才」と言わしめた数学者です。

ノイマン博士は幼少期に45巻の歴史書を
一字一句違わず暗唱できたそうですが(写真記憶能力があれば、これは簡単)、
何より凄かったのは計算能力です。
当時のコンピュータよりも速かったそうです。

写真記憶の能力と、それに付随する能力
(運動神経、計算能力、理解力、語学力、コミュニケーション力等)には
個人差があるため、この能力を持つ人全員が
同じレベルで同じように記憶し、活用できるわけではありません。

しかし、ノイマン博士のように尋常ではない頭脳を持って
生まれてくることも多く
彼の場合は、
「人間に見えるが、実は火星人」と言われていたそうです。

ちなみに、ノイマン博士は、周囲に理解者がいたことで、
幼いころから能力を伸ばせたようですが
僕の場合は、ひたすら否定され、疑われ、怒られ続けました。
だからこそ、今があるとも言えるのですが・・・

 

 

(3)占術と統計学

僕は小学五年生から統計学を独修しました。

人を知るために、
たくさんの人の情報を記憶しようと思ったのは、
そこから統計学的に、人や人間関係を
分析できるようになると思ったからです。

そして占術を写真記憶独習し始めてすぐに、
「これも結局は統計だ!」と気づきました。


例えば、FBIや日本の警察で取り入れられている
「プロファイリング」は、
犯罪における「占術」とも言えます。

また学者が行うプロファイリングは、
町の占い師さんが行う占いに似ています。

そうです。
占術は、統計学なのです。

 

 

(4)データの統合と未来予測

僕の場合、
膨大な「人」のデータをインプットしていく過程で
映像的に情報がやってくるようになりました。

なので、「予測」というより
「見える」と言った方が近い表現になります。

例えば、顔を見てその人がわかるとしたら、それは観相学であり、
名前だったら、姓名判断、生年月日なら、占星術や数秘術です。 

また、記憶した12万人の生涯データ(顔写真や性格、どんな人生を送ったか)を処理して、
過去・現在の人生、また未来に起こるであろう出来事を推測する事ができます。

僕の場合は、それを全部インプットして
統計学的に集計している間に、
自動的に「人」の性質や能力、過去に起きたことや、今後起こる確率の高いであろう、
未来予測が、ほぼ自動的に、瞬時に出来るようになっていったのです。
 

 

(5)6秒ルール

僕は体調や調子にもよりますが、

同時に物事を6つまで考えられます。

1秒ずつ脳を切り替えていき、
6つ全て同じ視覚で埋ると写真記憶してしまう、
そんなイメージで差し支えないかと。

だから、目から情報をとると、
6個の脳がフル稼働するので、急速に消耗します。

情報取得の方法を習得中ですから、
遠からず解決するかもしれません。
そこを変えずに、特色として使うというアイデアもあります。

試行錯誤を遊び楽しんでみます。

 

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